citrusは、実はギャルでも恋したことがない主人公・柚子と、クールな生徒会長・芽衣が、母親の再婚をきっかけに義理姉妹となり、一つ屋根の下で過ごしながら恋と成長を描く百合学園ラブストーリーです。
舞台は藍原学院女子高等学校という名門お嬢様校です。
校則が非常に厳しく、制服や髪型、持ち物まで細かく規定されています。
伝統ある理事長一家が学校を支配していて、特に芽衣はその後継者と見なされています。
異なる家庭環境や価値観を持つ生徒が、厳格な校風と規範の中で自分らしさを模索します。
登場人物たちは家庭や友情、恋愛、自我と向き合いながら青春を過ごします。
主人公・藍原 柚子は母親の再婚で名門女子校に転校し、厳しい校則に反発します。
初日に出会った生徒会長・芽衣に強く叱られ、最悪の出会いとなりますが、なんと芽衣は新しい妹として家族になることが判明します。
最初は反発しながらも、秘密を持つ芽衣へ柚子が惹かれ始め、義理姉妹として徐々に距離を縮めていきます。
様々な事件や周囲の人々の思惑が二人の間に立ちはだかりますが、それを乗り越えて愛情と絆が深まっていきます。
主人公ペア
藍原 柚子は明るいギャル系女子ですが、恋愛初心者で純情タイプです。悩むと顔がコロコロ変わったり、髪型も頻繁に変えて楽しんでいます。
藍原 芽衣は生徒会長で、いつも冷静沈着ですが実はぬいぐるみが大好きな女子高生。感情表現が苦手でも、内面は熱いデレを隠し持っています。
学院の仲間たち
はるみは隠れギャルで胸にスマホや小物を隠す特技があり、面倒見の良い姉御タイプです。
まつりは成績優秀な柚子の幼馴染で、からかうのが好きだけど誰よりも周囲を観察しています。
姫子は芽衣の幼馴染でゴスロリ好き、私生活も豪華で犬を溺愛しています。
加代はメガネ先輩で冷静なしっかり者、みつ子との友情や恋心も描かれます。
寧音は柚子を絶賛する後輩で妄想癖持ち、はるみ・柚子の百合カップリングを楽しんでいます。
鈴蘭は陰キャラ先輩だけど観察力抜群、恋心のヒントを柚子・芽衣にも与えました。
さやか&雅のペアは親友以上恋人未満の関係で、自分に素直になれない葛藤を描きます。
家族
柚子の母・梅はおおらかで苦労人、娘を一途に想います。
芽衣の父・翔は自由人で、愛情表現は不器用だけど家族を大切にしています。
理事長である芽衣の祖父は、校則を徹底的に守らせる厳格な存在です。
その他
みつ子は元生徒会長で恐怖政治の伝説を持つ姐御キャラ、卒業後も学院に強い愛着があります。
サラ&ニナは福岡の双子姉妹で、修学旅行を通じて芽衣に惹かれ、友情と恋が交錯します。
藍原学院女子高等学校は初等部から高等部までの一貫校で、伝統と規則を重んじるお嬢様校です。
ももいろ姉妹は作中で柚子が愛読する姉妹百合マンガ&ゲームで、一部キャラにも大きな影響を与えます。
あんそに子、ベス美、クマ五郎は作中に頻繁に登場するクマのぬいぐるみで、キャラクターの心情を象徴します。
ゆずぼっちは東京出張中のゆるキャラで、修学旅行回を盛り上げるアイテムです。
公式な大規模受賞はないものの、「コミック百合姫」連載作品の中でも圧倒的な人気を獲得し、累計発行部数300万部を突破しました。
TVアニメ化や特別展示会の開催などで、百合ジャンルの大作として注目を浴びました。
citrusは百合漫画の枠を超え、学園ラブストーリーとして幅広い層に愛されています。
登場キャラの個性的な魅力や百合・義姉妹の恋愛という新たな切り口は、多くのファンを獲得し続編「citrus+」も連載中です。
アニメ化により、国内外でさらに認知度が高まり、百合作品の定番として語られることが多いです。
オープニングはnano.RIPEの「アザレア」、疾走感が百合の切ない恋心を盛り上げます。
エンディングテーマ「Dear Teardrop」(Mia REGINA)は甘く切ない余韻を残します。
音楽監修もこだわっており、日常や恋愛シーンにぴったりのサウンドが作品を彩ります。
原作コミックスは全10巻、続編「citrus+」は2024年6月現在6巻まで刊行。
アニメは2018年に全12話放送され、Blu-ray・DVDも発売されています。
ドラマCDやファンブック、コミックアンソロジー、アートブックも展開、Webラジオも人気でした。
配信ではAbemaTV、Netflix、U-NEXTなど多数の動画サービスで手軽に視聴できます。
TVアニメ化は「コミック百合姫」の人気から企画され、パッショーネがアニメーション制作を担当しました。
監督は高橋丈夫、シリーズ構成・脚本はハヤシナオキが担当し、原作の持ち味とアニメならではの臨場感を両立しました。
キャラデザインは繊細かつかわいく、ギャル監修・食事監修に専門スタッフを起用して現代的な女子高生の日常を細かく描写しました。
作者サブロウタは百合ジャンルと現代の女子高生文化を融合し、新しい姉妹百合像を生み出しました。
恋愛未経験の主人公が葛藤しながら成長する過程は、読む人にリアルな共感とときめきを与えます。
義理姉妹という距離感、校則や家族、周囲との関係を丁寧に描写することで「好きになってはいけない人を愛する幸福と苦しみ」をリアルに表現しています。
2023年には連載10周年記念&TVアニメ5周年の特別展示会「citrus memorial exhibition 2023」が開催され、原作ファン・アニメファン共に大きな反響がありました。
作者・サブロウタによる描き下ろしイラストや多数のグッズ、ファン交流の場も設けられました。
「citrus」は、今後も百合ジャンルの旗手として、青春のときめきや葛藤、家族愛の物語を多くの読者と視聴者に届け続けます。
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