夜桜 凶一郎（よざくら きょういちろう）

夜桜家の長男であり、金級スパイとして知られる彼は、1月1日に生まれた21歳で、身長は185㎝、血液型はA型です。彼は若くして教頭になり、昼川凶一郎という名前で太陽や六美の学校で知られています。しかし、その設定は現在曖昧で、作品内ではメタ的に扱われています。

彼は夜桜家で最も優秀な戦闘力と知力を持つとされ、女性スパイからの人気も高い一方で、他のスパイからは嫌われています。普段は笑顔の好青年ですが、異常なほどのシスコンで、六美を溺愛しています。これは過去のトラウマによるもので、六美や他の兄弟からは問題視されています。学生時代は生徒会長でしたが、支持率は0％で、あだ名はあまり良くないものでした。しかし、小さな子供には弱く、太陽へのプレゼント選びに疲れるなど、異なる一面もあります。

太陽に対しては、六美の幼馴染として見逃していましたが、太陽が六美を狙っていると知り、不信感を抱いています。それでも、スパイとしての心得を教えるなど、先輩としての一面も見せています。太陽と六美を守る意思は本物です。

戦闘では「鋼蜘蛛」という武器を使い、敵に対して活用していますが、実は蜘蛛が苦手です。太陽の銀スパイ昇格試験では、太陽の真の目的を見抜き、試験合格を認めました。その後、百や歴代当主との戦いで毒に感染しましたが、太陽によって解毒されました。

彼の特技は、血を吸った鋼蜘蛛が地面に落ちると、その糸が広がり、触れたものを消滅させる「無」の能力です。ただし、「女神の巣」はこの能力を無効化できます。

第175話以降は帝桜学園の校長として活躍しています。六美の子供たち、あるふぁとひふみも大好きで、ひふみの愛の行き過ぎた発言に共感することもありますが、たまに二人に引かれることもあります。