夜桜 二刃（よざくら ふたば）

夜桜家の次女であり、金級スパイの彼女は、2月2日に生まれた20歳。身長は134㎝と小柄で、童顔の持ち主。AB型の血液を持つ。彼女は勝ち気な性格で、長兄の凶一郎に対しても高圧的に振る舞うが、根底には良心と優しさを持っている。夜桜家の秘密を偶然知った太陽に対し、凶一郎を正気に戻す目的で六美との結婚を提案する。

彼女の外見は、銀髪を縦ロールにしたツインテールで、純白のゴスロリファッションを「戦闘服」と称している。夜桜式柔術「しだれ組手」の使い手で、格闘戦を得意としており、凶一郎との戦いでも勝率は100%を誇る。しかし、誰かを守りながらの戦いでは実力を発揮しにくい。彼女は3歳で訓練を始め、6歳で初任務を経験。8歳で兄よりも先に銀級スパイ試験に合格した。怖いものが苦手で、特に幽霊や呪いなどの合気が効かないものには大の苦手意識を持つ。

彼女の自室は、元々武道場だった場所を辛三が改築したもの。彼女の“開花”時には、あらゆる攻撃を包容し無効化する能力を発揮する。太陽の銀スパイ昇格試験では二次試験を担当し、突破した太陽たちを労い、三次試験の会場へと案内した。