ニッケス

ハメ組のリーダーであり、初期メンバーの一人である彼は、G・Iをクリアするために大規模な組織を築き上げた。彼の目標は確実にゲームをクリアすることであり、ゴンをも仲間に引き入れようとした。しかし、彼の「殺人ゲーム」としての捉え方は、ゴンの「ゲームを楽しむ」という考え方とは相容れなかった。クリアが目前に迫ったとき、彼はゲンスルーに裏切られ、罠にかけられてしまう。瀕死の仲間を救うために取引に応じたが、ゲンスルーの念能力「命の音（カウントダウン）」を受けて命を落とした。組織がゲンスルーの裏切りで混乱する中、彼は涙ながらに瀕死のジスパーのためにカードを渡すよう懇願するなど、仲間を大切にする人物であった。アニメ第2作では、「命の音」によって即死することはなかったが、ゲンスルーたちに嘲笑され、そのまま力尽きて命を落とした。