ヒイラギ イチロウ

「花屋」と呼ばれる謎の男性プレイヤーは、誰もその姿を見たことがなく、心臓が弱いという生まれつきの病を抱えています。彼は典型的な罠を仕掛けるプレイヤーですが、植物を操る能力で強力な鎧を作り出し、接近戦でも非常に強力です。武器を使わずとも、カナメとの戦いでは彼を追い詰めるほどの実力を持っています。彼は娘の治療費を稼ぐために「Dゲーム」に参加しています。

カナメとレインに敗北した後、彼はホテルにある大量のリングを狙うエイスに対抗するため、彼らと即席のクランを結成します。クラン結成後は、ホテルを要塞化するなどしてカナメたちを全面的にサポートし、実は善良な人物であることが明らかになります。

彼はホテルに単独で残り、エイスメンバーと戦いますが、ケーイチとシグの連携攻撃により胸を貫かれてしまいます。その後、異能を使ってホテルを倒壊させ、力尽きますが、これによりシグに一矢報いることができました。

彼の異能「千紫万紅（メグ・メル）」は植物を自在に操る能力で、植物の強靭さを活かしてバリケードや鎧を作るだけでなく、植物の麻薬成分を利用して人間を洗脳し、兵隊として操ることも可能です。しかし、暗示が解ける可能性があるため、欲求に反する命令を出すことは難しいです。この能力を使い、カナメとの戦いの序盤ではリュージを含む多くのプレイヤーを操って戦いました。