香炉木 恋緒（こうろぎ れお）

特徴的なゴーグルと大きなシニヨンのツインテールが印象的な少女は、話す際には必ず「〜です」と語尾に付ける。彼女は宗牙の同級生であり、幼なじみでもある。二人の父親が親友だったため、幼い頃から親しくしているが、彼女が宗牙を自分の発明品の実験台にしてきたことから、宗牙は彼女を苦手としている。

彼女は祓忍具の開発と異魂の研究を行っており、妖怪に関連する興味深い発見をすると、「刺激的ー!!」と興奮して声を上げることが癖になっている。祓忍としての実力は他の仲間たちには劣るものの、多彩な祓忍具と機転を利かせた戦術でカバーしている。特に、自分で作った風魔手裏剣に対する自信と職人としての腕前を祭里に認められて以来、彼の専属職人としてサポートを惜しまない。

彼女は香炉を使った祓いを得意としており、極度の匂いフェチでもある。その変わった趣味は自他共に認めるところである。また、彼女の祭里に対する積極的なアプローチと祭里からの信頼は、すずに「要注意人物」として警戒される原因となっている。

当初は家の近さから女子校の聖ゾディアンヌ学園に通っていたが、祭里をサポートするために祖母が校長を務める北彩高校に転校し、宗牙と再びクラスメートとなる。