ねむりん / 三条 合歓（さんじょう ねむ）

24歳の魔法少女、ねむりんは、大学卒業後に家事手伝いを名目にニート生活を送っています。彼女は金髪で、先端が紫色に染まっており、毛先からは雲のような飾りが伸びています。彼女の持ち物には巨大な枕があります。

性格は怠惰ですが、温和で明るく、誰とでもすぐに打ち解けることができます。そのため、魔法少女たちの間では相談役として頼りにされています。

原作『無印』では、ねむりんはチャット上でのみ登場し、最初の脱落者として命を落とします。しかし、その後の短編集や番外編で彼女の人柄や魔法の詳細が明らかにされました。漫画版では、スノーホワイトとラ・ピュセルの教育係を務めていました。彼女は最初に死ぬキャラクターであるため、特に可愛らしくデザインされています。

ねむりんの魔法は「他人の夢の中に入ることができる」というものです。「夢の世界」では自由に行動でき、すべての人間の夢に繋がっています。彼女が現実で出会ったことのある人の夢には自由に行き来でき、夢の中では絶対的な力を持ちます。夢で起こったことは部分的に現実に影響を与えることもあります。

現実世界での死後、彼女の魔法は弱体化し、他人の夢への行き来は制限されますが、夢の中での改変力は強大です。すでに現実で亡くなった魔法少女を夢の世界に再現したり、生きている魔法少女を過去の状態で呼び出すことが可能です。雲のような飾りは「ねむりんアンテナ」と呼ばれ、魔法少女が夢を見ていることを探知できます。