阿良々木 暦（あららぎ こよみ）

この物語の中心人物は、地方都市にある私立直江津高校の3年生であり、瀕死の吸血鬼キスショットを救うために自らの血を捧げた結果、自身も吸血鬼となる。しかし、メメの提案により、キスショットの血を限界まで吸うことで、人間に近い存在へと変わることができた。彼は身長165cm、体重55kgで、4月生まれの右利き。彼は感情豊かなアホ毛が特徴的で、片目が髪で隠れている。彼は自転車を愛用しており、高校卒業後は自動車免許を取得し、ニュービートルを運転している。

彼は中学生までは成績優秀だったが、高校では数学以外の成績が振るわず、偏差値は46に留まる。彼はお人好しで、困っている人を見捨てることができない性格。高校1年生の時のある出来事がきっかけで、クールでニヒルな性格になったが、物語が進むにつれて軟派なキャラクターへと変わっていく。彼はまた、特殊な性的嗜好を持ち、それが物語が進むにつれてエスカレートしている。

彼は怪異に関連する事件を解決するために日々努力しており、関わった女子たちからは好意を寄せられているが、彼自身はそのことにほとんど気付いていない。彼はまた、ひたぎに告白され交際を始め、「つばさキャット」作中でファーストキスを経験している。

彼には火憐と月火という中学生の妹がおり、彼女たちからは強く慕われている。彼はまた、忍との関係が深く、彼女の力と連動して自身の吸血鬼の力が変化している。彼は大学卒業後、警察庁に入庁し、警察官僚としてのキャリアをスタートさせた。