ルンデルハウス=コード

職業：妖術師（ソーサラー）／なし→冒険者

種族：ヒューマン

彼は貴族風のキザな青年で、プライドが高く高慢な言動をするが、育ちの良さから憎めない性格を持っています。実直で努力家であり、年少組の中では最年長です。五十鈴からはゴールデン・レトリバーのようだと形容されています。普段はソロプレイヤーですが、夏季合宿に参加し、ミノリたちとパーティを組みます。合宿時点でレベル23で、後にエレイヌスとの戦いではレベル61に達します。

合宿の初めの5日間は後衛職でありながら前衛に出たがり、トウヤと同様にヘイトを理解していなかったため、敵が自分に向かってくる理由がわからず、低レベルの敵に対してパーティが敗走する悪循環を繰り返していました。しかし、ミノリの提案で自分の役割を理解し、ダンジョンを制覇しました。ボスを倒した際に得た魔術師の籠手は専用アイテムであったため、全員一致で彼のものとなりました。

実は彼は〈冒険者〉のふりをした〈大地人〉で、貴族の三男坊です。〈ナインテイル自治領〉出身で、ある冒険者との出会いがきっかけで腐敗した貴族社会から抜け出し、〈冒険者〉になりたがっていました。強化合宿の際に五十鈴がフレンドリストに登録しようとしたことで〈大地人〉であることが発覚しましたが、五十鈴に懇願して秘密にしてもらいました。

その後、合宿メンバーと共にイベント〈ゴブリン王の帰還〉に参加し、ザントリーフ半島の〈チョウシ防衛戦〉に臨みました。トウヤをダイアウルフの攻撃から守るために自爆同然の呪文を放ち、一度死亡しましたが、シロエの試みによって〈冒険者〉として蘇生し、その契約に従い〈記録の地平線〉に加入しました。彼はセルデシア世界で唯一の「大地人出身の〈冒険者〉」であり、アキバで暮らす大地人たちにとって〈冒険者〉について相談するのに最適な存在です。週に2回ほど大地人の会合に参加しています。3月には年少組で魔法鞄の素材集めに出かけ、レベル58に達しています。

家族からは「ルディ」と呼ばれており、その愛称を五十鈴やトウヤたちも使うようになりました。音楽の適性はあまりないため、五十鈴のライブでは観客として楽しんでいます。