ネオン＝ノストラード

占い師であるライトの娘は、特質系能力者として知られています。彼女の髪の色は、第1作ではピンク、第2作では青です。彼女は多くのマフィアの顧客を持つ占い師で、「銀河の祖母」という占い師の言葉に影響を受けてこの道に進みました。人体収集という奇妙な趣味を持つ以外は普通の少女ですが、甘やかされて育ったため、ダルツォルネやバショウたちの護衛団を振り回すほどのわがままで世間知らずな性格です。親しい者には思いやりを見せる一方で、ダルツォルネが殉職しても気にしないなど、一般的な死生観とは異なる部分もあります。

ヨークシンシティで護衛団を出し抜いてオークション会場に向かった際、クロロと出会い、念能力を盗まれて占いができなくなりました。暗黒大陸編では、クロロの「盗賊の極意（スキルハンター）」から「天使の自動筆記」が消えており、クロロと団員たちが彼女の死をほのめかす会話をしています。

彼女の能力「天使の自動筆記（ラブリーゴーストライター）」は、自動書記による詩の形式で他者の未来を占う特質系の無自覚な念能力です。予言を行う際には、対象者の名前（ペンネームでも可）、生年月日、血液型を紙に書いてもらい、本人またはその写真を目の前に置いて能力を発動します。予言詩は4〜5つの四行詩で構成され、その月の週ごとに対象者に起こる出来事を示唆します。悪い出来事には警告があり、それを守れば予言を回避できます。自分の未来は占えず、ネオン自身は自動書記の内容を知らないため、占った結果を見聞きしないようにしています。