グレーティア

エーレンフェストの中級側仕え見習いに所属する旧ヴェローニカ派の子供。実のところ、彼女は青色神官と青色巫女の間に生まれた子供であり、貴族である実家の体面を気にして、母親と共に引き取られることとなった。彼女は魔力を持っていたため、貴族としての洗礼式を貴族の両親のもとで受けたが、その出自から家族との関係は良好ではない。内気で控えめな性格のため男子にいじられやすく、その影響で他人の顔色をうかがいながら悲観的に物事を捉える癖がついていた。

彼女は計算高い一面もあり、旧ヴェローニカ派の粛清を利用して、名捧げによってローゼマインとのつながりを求め、実家と縁を切ろうとしていた。しかし、名捧げが不要となった時、彼女はローゼマインにその計算高い考えを隠すことなく話し、結果として名捧げを許されることになった。

彼女は灰色の髪を持ち、年齢のわりに豊満な胸をからかわれてきた影響で、男子が苦手になっている。そのため、ローゼマインには独身で仕えることを希望している。