キャラクター紹介
編集黒死牟は、異形の鬼であり、顔には三対の六つの眼を持つ。彼は侍のような服装をしており、左の額と右の首筋から右顎にかけて痣が浮かび上がっている。彼は継国縁壱の双子の兄であり、時透無一郎の先祖でもある。戦国時代の武家の出身であり、その名残から周囲の動向を常に警戒している。彼の話し方は間合いが長く、丁寧な発声が特徴で、会話には忍耐が必要だとされている。
彼の人間時代の名前は継国巌勝(つぎくに みちかつ)で、戦国時代の継国家に弟の縁壱と共に生まれた。彼の母が病死した後、縁壱が出奔するのを見送ったが、後に縁壱が母の大きな支えだったことを知り、嫉妬と憎悪を抱くようになる。継国家の家督を継ぎ、家族を持つが、野営中に鬼に襲われ、鬼狩りとなっていた縁壱に救われる。その後、縁壱の剣技と強さを求め、家族や地位を捨てて鬼狩りとなり、独自の月の呼吸を習得し、痣を発現させる。しかし、痣により自身の余命が少ないことを知る。
無限城での戦いでは、無一郎と玄弥を容易く倒し、実弥も追い詰めるが、増援として現れた鬼殺隊最強の柱、悲鳴嶼と交戦する。痣者となった実弥・悲鳴嶼を相手に優位に立つも、無一郎の赫刀と玄弥の血鬼術により力を削がれ、最終的に斬首される。斬首から再生するも、実弥の刀身に映る自身の姿を見て動揺し、剣士たちの総攻撃を受けて消滅する。最期には縁壱になりたかったと気づき、自身の存在理由を問いながら消え去った。
虛哭神去(きょこくかむさり)は、黒死牟が持つ特別な刀で、刀身には無数の眼がついている。この刀は鬼の血肉から作られており、折れてもすぐに再生する。また、刀身は枝分かれし、伸縮自在である。
(最近編集した: K K )
(最後の編集時間: 2024年8月13日18:17)
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