箱崎 紅末（はこざき くすえ）

職業 - 戦士【剣】→重装戦士【剣】

四谷のクラスメイトで、2人目の勇者（プレイヤー）として登場する彼女は、体が弱く、男子が苦手です。四谷が異世界に飛ばされる前から、新堂と共に戦っていました。

彼女は毎月5万円もする薬を飲み続けており、将来は薬学部のある大学に進学して薬の研究をすることを夢見ています。四谷とは対照的に、暴力が苦手で、他人をしっかりと観察することが得意です。体力は乏しいものの、意思は非常に強く、弱い者を見捨てず、表面的でない正しい行動を心がけています。

体が弱いため、戦士としての職業補正で身体能力が上がっても剣を振ることができず、重装戦士に転職してもまともに戦えず、盾を使って身を守ることが精一杯です。そのため、四谷からは「存在自体が無力」と見なされていました。しかし、彼女が自分の辛い状況でも他人のために行動する姿を見て、四谷は彼女を「自分より強い人間」と評価するようになりました。

彼女は四谷のことを凄い人だと認めていますが、悪を裁くことに偏った正義では救えない人が多くいると考え、他人や四谷自身を傷つける価値観を変えたいと思っています。