フェルディナンド

フェルディナンド

Ferdinand, 斐迪南

キャラクター紹介

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神殿の神官長で、マインの保護者でもある。彼は水色の髪と薄い金色の瞳を持つ美形だが、常に仏頂面で実年齢より老けて見える。神殿の実務を一手に引き受けるが、多くの謎を抱えた人物でもある。表情にはあまり感情を出さず、マインからは「魔王」「マッドサイエンティスト」と呼ばれることも。王族を嫌っている。
神事を始め、文官や騎士としても優れた能力を持ち、美声で楽器演奏までこなす完璧超人。マインが巻き起こす騒動には頭を悩ませるが、それを利用し策略を練ることも。彼はマインの教育係も兼任し、貴族としての教養や、巫女としてのスキルを厳しく要求する。このため、彼と同じ水準で任務をこなせる者がいないのが不満だが、手のかかるマインをなぜか好意的に見守っている。
第二部の終盤、シキコーザとの事件で、彼はマインが普通の少女ではないことに気付き、魔術具で彼女の記憶を垣間見る。これにより、彼女が別世界の記憶を持つ存在であることを知る。
領主の異母弟である彼は、女性不信だが誠実なマインには例外的に心を開いている。貴族院時代には全てのコースを最優秀で卒業し、卒業後は命の危険から神殿に身を寄せることになった。心の奥では家族への渇望を抱えている。
彼はまた、ローゼマインの後見人で主治医的存在。彼女の行動には頭を悩ませるが、彼の真の興味は研究者としての探究心にある。後に王命でアーレンスバッハに婿入りすることになる。
第五部では、彼が王族の血を引き、メスティオノーラの書を授けられ、真のツェントの資格を持つことが判明。この秘密を抱え続けた背景には、王族に翻弄されてきた過去がある。最終的にはローゼマインと婚約し、心から望んでいた家族を得ることができた。彼女に対する愛情は非常に深く、その厚意を示す守護の装身具を彼女に贈ったが、ローゼマインはその重さに気付いていない。
『このライトノベルがすごい!』の男性キャラクター部門では、複数年にわたって上位を獲得している。

(最近編集した: K K  )

(最後の編集時間: 2024年9月17日15:56)

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