オーター・マドル（Orter Maddle）

ワースの兄は、魔法魔力を管理し、「デザトケイン」と呼ばれる砂の神杖の神覚者です。彼は顔に特徴的な角張ったアザを持ち、砂を操る魔法に長けています。神覚者としての彼の立場は厳格で、ルールに従うことを重んじています。

彼はマッシュの処刑を強く主張し、その実行に向けて積極的に動きますが、マッシュに興味を持つライオやカルドに対しては敵意を抱いています。しかし、「無邪気な淵源」の介入やウォールバーグの登場により、処刑は一時的に見送られます。

それでも彼は納得がいかず、マッシュが神覚者候補の選抜試験に落ちるよう、旧知の仲であるオルカ寮の監督生マカロンに依頼します。マカロンの妨害が失敗すると、彼は使役魔物008番をマッシュに差し向けますが、これも失敗に終わります。

最終的には自らマッシュのもとへ向かい、008番への制裁とマッシュの抹殺を試みますが、レナトスによって阻止されるのでした。