坊(ぼう) / 坊ネズミ

坊(ぼう) / 坊ネズミ

Bou, 坊宝宝
性別:
声優: 神木隆之介
登場アニメ: 千と千尋の神隠し

キャラクター紹介

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湯婆婆の息子である坊は、母親を「ばぁば」と呼び、赤い腹掛けを身に着けた巨大な赤ちゃんです。彼は湯婆婆よりも大きく、銭婆から「太り過ぎ」と評されるほどの肥満体型です。坊は非常に甘やかされて育ち、わがままで癇癪持ちの性格を持っています。少しでも気に入らないことがあると、大声で泣きわめき、暴れます。そのため、湯婆婆は坊に多くの時間とお金を費やしています。ジブリのスタッフによれば、坊の巨大な体は、心が子供のまま体だけが大きくなったことを象徴しているそうです。
坊は「外に出ると病気になる」と湯婆婆に教えられ、過保護に育てられたため、長い間子供部屋から出ることはありませんでした。しかし、物語の中盤で千尋と二人きりになった際、彼女に遊ぶよう強要します。千尋は逃げますが、再び彼女を追いかけ、遊ぶように迫ります。その際、銭婆に出会い、彼女の魔法で小太りのネズミに変えられます。その後、ハクと共に千尋について行き、なし崩し的に千尋と同行することになります。ネズミの姿の坊は、銭婆に小さなハエドリに変えられた湯バードに運んでもらいますが、湯バードが疲れた時は自分で歩きます。
途中で銭婆の魔法の効力が切れ、自分の意思で元に戻れるようになりますが、湯屋に戻って千尋湯婆婆が対面する時までネズミの姿で行動します。ネズミの姿のまま母親の湯婆婆と会いますが、喋ることができず、湯婆婆に汚いものを見るような態度を取られ、悲しげな表情を見せた後、怒りを露わにします。
千尋と出会い外界を冒険したことで、精神的に成長した坊は、物語の終盤で千尋たちと共に油屋に戻った際、湯婆婆に「ばぁばのケチ、もうやめなよ」と諭します。物語の序盤では立てなかった坊ですが、中盤で千尋と遊ぶ際には立って歩くことができ、終盤で元の姿に戻った際にはしっかりと一人で立ち、湯婆婆を驚かせます。千尋と遊ぶことを強要しましたが、ネズミの姿で千尋と同行することでそれを満たし、千尋と別れる際には笑顔で手を振りながら見送ります。

(最近編集した: K K  )

(最後の編集時間: 2024年8月31日18:37)

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