ヒョウ五郎（ヒョウごろう）

ヒョウ五郎、通称「花のヒョウ五郎」として知られるこの人物は、ワノ国の元ヤクザの大親分であり、現在は兎丼の囚人採掘場で過ごしています。彼はワノ国出身で、70歳、身長100cm、血液型S型で、誕生日は2月14日です。彼の星座はみずがめ座で、好物は大吟醸です。

かつては金剛力士のような体格を持ち、青い炎のような髪形と上半身に桜の刺青が特徴的な小柄な老人です。しかし、現在は老いと栄養失調で体が弱っており、ルフィよりも小柄な体格になっています。囚人たちからは親しみを込めて「ヒョウじい」と呼ばれています。

ヒョウ五郎は「流桜」という武装色の覇気を使い、手を触れずに相手を弾き飛ばす高レベルの技を持っています。また、彼は我流剣術「花の一刀流」の使い手で、若い頃は「豪剣」として名を馳せました。彼の強さは伝説的で、かつてはカイドウからも勧誘されるほどでした。

20年前、彼はワノ国の裏社会を取り仕切り、民衆からは力と人望を兼ね備えた本物の侠客として尊敬されていました。しかし、黒炭家への従属を拒んだために囚人採掘場に送られ、その反発で子分や妻が命を落とし、彼自身も死んだと思われていました。

ワノ国編では、ルフィとキッドによって救出された後、彼はルフィを尊敬し、共に戦う中で自分にもまだ役立つことがあると気づきます。彼はルフィに「流桜」の使い方を伝授し、鬼ヶ島への討ち入りでは侍たちを指揮しました。また、「氷鬼」に感染しながらも、全盛期の肉体を取り戻し、敵を撃退しましたが、限界が来た際には自分を止めるよう味方に頼みましたが、チョッパーによって救われました。

初期設定では「北の戦鬼」という異名を持つ鈴後の大親分でした。彼の技「怒髪光拝」は、炎のように立ち昇る覇気を体に纏わせ、相手を一瞬で切り伏せる強力なものです。