耳郎 響香（じろう きょうか） / イヤホン＝ジャック

ボブカットで三白眼の女子生徒は、髪の艶が心電図のような形をしています。彼女は自分のことを「ウチ」と呼び、サバサバとした性格ですが、お化けや幽霊が苦手で、女性らしい一面も持ち合わせています。彼女はクラスメイトの上鳴と非常に仲が良く、よくいじり合うシーンが見られます。時々彼を「ジャミングウェイ」と呼ぶこともあります。

彼女は自分が貧乳であることや、スタイルが良いクラスメイトに囲まれていることを気にしています。特に峰田からは女性として見られていないと知り、それが気になっています。女子生徒の中では八百万と特に仲が良く、よく一緒に行動します。

かつては音楽の道を進むかヒーローになるかで迷っていましたが、ヒーローの道を選んだ際には、両親に泣きながら謝罪しました。しかし、両親は彼女に自分のやりたいことをするよう励ましました。彼女が考案したヒーロー名は「イヤホン＝ジャック」で、ヒーローコスチュームは仮免受験時に改良され、両腕の手首に音響増幅装置（アンプ・リファー）を装備しています。

音楽に関しては楽器演奏や歌が得意ですが、ヒーロー活動に自分の趣味が生かされないことに劣等感を感じています。しかし、クラスの後押しを受けて、文化祭でバンド隊のリーダーとしてメンバーに楽器演奏を教える役割を果たします。

彼女の「個性」は「イヤホンジャック」で、耳たぶのプラグを挿すことで自分の心音を増幅させたり、微細な音をキャッチすることができます。このプラグは最大約6メートルまで伸ばすことが可能です。