松岡 凛（まつおか りん）

アニメ第1期では鮫柄学園の2年生、第2期では3年生、第3期では大学生として登場します。彼の一人称は「俺」で、身長は177cm、体重は68kg、誕生日は2月2日で星座はみずがめ座です。得意科目は英語と数学で、苦手科目は国語と古文。好きな食べ物は肉、キムチ、辛いもので、甘いものは苦手です。趣味は筋トレ、トレーニング、音楽を聴きながらのランニングです。特徴的なのは、鮫を思わせる鋸状の歯並びです。

彼は遙のライバル的存在で、ゴーグルや帽子のゴムバンドを後ろから引っ張る癖があります。小学6年生の時に遙たちの学校に転校し、スイミングクラブで仲間となりました。オリンピック選手を目指しており、中学校進学前にオーストラリアへの水泳留学が決まりました。日本を離れる直前、遙に「見たことのない景色を見せてやる」と言ってリレー競技に誘い、最後の機会として4人で泳ぎました。

第1期開始の1か月前に帰国し、全寮制の鮫柄学園に編入して寮生活を始めます。小学生の頃は明るく社交的でしたが、高校2年生で遙たちと再会した時には険のある態度になっており、遙たちや江を困惑させました。第1期第2話で鮫柄学園プールで遙と勝負した時点では水泳部に所属しておらず、真琴から遙たちが岩鳶高校で水泳部を作ったと聞いてから、水泳部に入部することを決意します。

彼の父も子供の頃に水泳でオリンピックを目指していましたが、叶わず漁師となり、凛と江が幼い頃に水難事故で亡くなりました。彼は父の夢を果たしたいという思いを持っていましたが、留学先で壁にぶつかり、水泳を辞めたいと思うほど悩んでいました。

種目はフリーとバタフライで、優れた記録を持っていますが、遙との勝負にこだわり、2年の県大会ではフリーのみエントリーしていました。しかし、実際には遙たちともう一度泳ぎたいという本当の気持ちに気づき、再び遙たちとリレーを泳ぐことで過去のしがらみから解放され、父の夢として追いかけていたオリンピックを自分の夢として追いかけるようになりました。

その後、本来の性格を取り戻し、部を引退する御子柴から後任の部長に任命され、仲間のため、夢のために目標に向けて邁進します。3年の県大会や地方大会での活躍から多くの大学からスカウトが来ましたが、オーストラリアの恩師からの誘いを受け、卒業後は恩師のチームに入ることを決意し、オーストラリアへ旅立ちました。