アイリス・ミドガル

ミドガル王国の第一王女であり、紅の騎士団の団長を務める20歳の女性。彼女は王国最強の魔剣士として知られていますが、その力は高い魔力に依存しています。公務では非常に品行方正で厳格な態度を保ち、多くの人々から尊敬されています。しかし私生活では、クマの縫いぐるみと一緒に寝るなど、意外と初心な一面を持っています。

王都襲撃事件では、巨人化したミリアを倒そうとしますが、アルファによって妨害され、ミリアが救われる場面を目の当たりにしました。この事件を通じてシャドウガーデンとディアボロス教団の存在を知り、彼らを王都の敵と認識します。特にテレビアニメ版では、シャドウガーデンが強力なアーティファクトを使用していると誤解しています。

武神祭では、シャドウに変装したジミナと対戦し、彼の巧妙なフェイントに翻弄されて敗北します。この敗北がきっかけで、自身の剣技の未熟さを痛感し、公衆の前での敗北により王国の面子を潰したと悲観的になります。その後、シャドウとアルファに打ち勝つために修行を重ねていますが、アレクシアは彼女の乱心的な姿に心配しています。

さらに、シャドウガーデンを敵視し続ける中で、教団による情報操作により、教団は存在しないと誤解し、シャドウガーデンの仕業と信じ込んでいます。これが原因で、教団を調査するアレクシアとの間に対立が生じています。

テレビアニメ版では、大商会連合とミツゴシ商会の抗争を背景に、アレクシアが勉強を重ねる一方で、彼女は力ずくで問題を解決しようとする姿勢が描かれ、二人の間の溝が深まっていく様子が描写されています。