ミドガル王国の現国王は、自国の問題に対して消極的な姿勢を取っており、そのために娘たちからはあまり評価されていません。彼はディアボロス教団や聖教との癒着疑惑、
ドエム・ケツハットの不信などの報告を受けても、確証がないとして対応を避けています。テレビアニメ版ではこのような彼の姿が描かれています。
書籍版の第6巻では、彼がどのようにして自国の安全を守ろうとしているのかが明らかになります。彼は自国が教団や聖教と戦うだけの戦力を持っていないことを理解しており、
シャドウガーデンの動向を見守ることで戦局の変化を探ろうとしています。また、彼は娘の
アイリスが教団側に傾いていることを知りつつ、もう一人の娘
アレクシアが
シャドウガーデン側につくことを望んでいます。これにより、どちらの組織が勝利しても王家の血筋が保たれるように計画しているのです。
コメント