獅子河原 萌笑（ししがわら もえ）

高校生の外見は一見不良風で、宮下商業高校の生徒です。主に「俺」と自称し、月島を慕っていますがその理由は定かではありません。月島に忠誠を誓い、彼のために行動するタイプです。

彼は織姫を守ろうとしますが、彼女の愛らしさに圧倒され、上手く行動できなかった経験があります。織姫からは「すし河原君」と認識されています。また、銀城にはその能力により厄介がられていて、銀城との関わりでは問題が生じやすいです。彼は自分の能力に誇りを持っていますが、その弱点に気付いていなかったことで、戦いで不利な状況になることもありました。

完現術の「ジャックポット・ナックル」は、ラッキーパンチを可能にする特殊能力。確率操作により、通常では考えられないほどの幸運を引き寄せますが、幸運が尽きた後は逆に弱点が露呈してしまいます。

死神との決戦では一角との戦いで初めは優位に立っていましたが、能力の弱点が出てしまい最終的に敗北しました。敗北後、月島のために彼を守ることを選び、彼を助けるため運びましたが、自分が道具に過ぎなかったことを悟ると同時に、彼の命を救いました。

物語の最後には、他のメンバーとは違い目立った活躍はありませんが、小説版では月島の墓を建て、彼の墓参りをしている姿が語られています。