白木 陽芽（しらき ひめ）/白鷺 陽芽（しらさぎ ひめ）

本作の主人公は、億万長者との結婚を夢見て、常に誰からも愛される自分を演じてきました。外見は良いものの、内面は適当で、非常にモテるものの理想の男性以外は認めず、告白は全て断っています。理想とする男性に求める品位は高いですが、人を見下すことはなく、認めるに足る相手には敬意を払い、誠実に接します。果乃子と美月のことを「大事な友達」として、素の自分を見せられる数少ない相手としています。舞に怪我をさせてしまったことがきっかけで、リーベで働くことになります。

リーベ女学園では、初日に綾小路美月を「お姉さま」と呼び、特別な関係である姉妹（シュヴェスター）の契りを結びます。最初は美月のオンオフの激しさに戸惑いますが、後に彼女が小学生の頃に仲良くしていた相手だと知ります。

小学生時代、転校してすぐに人気者となり、合唱のピアノ伴奏を通じて美月とも仲良くなります。しかし、美月は不器用で、周囲から「陽芽を無理やり伴奏に付き合わせている」と誤解されます。そこで、「自分は嘘をつき演じているだけ」と打ち明け、さらに打ち解けますが、伴奏を続けることで美月が厄介者扱いされると感じ、彼女を守るために伴奏役を降ります。しかし、この行動が原因で二人は仲違いし、美月から「陽芽は嘘つきだ」とクラスメイトにばらされます。合唱が終わり、美月が転校すると、「陽芽は嘘つき者」というレッテルを貼られ、クラスメイトから仲間外れにされて辛い学園生活を送ることになります。そのため、美月のことを「裏切り者」として心から恨んでいます。

集団でのお風呂が苦手です。身長は145cmです。