夜刀神 十香(やとがみ とおか)
夜刀神 十香(やとがみ とおか), Tooka Yatogami, 夜刀神十香
はじめに
編集この物語の中心となる少女、十香は、士道の前に突如現れた精霊である。彼女は長い夜色の髪と水晶のような瞳を持つ、非常に美しい外見をしている。名前がなかったため、彼女が現れた4月10日を記念して「十香」と名付けられた。地上に現れたばかりで、実質的には0歳だが、士道たちの配慮により16歳として扱われている。漢字の書き方は基本的なレベルである。
十香は驚異的な大食いで、その食欲は時に店の食料を一掃するほどであり、士道の財布を常に空にしてしまう。彼女の好物は、地上で初めて食べたきなこパンである。また、彼女はフライパンを食べても無事でいられると自称している。
彼女の言葉遣いは古風で、長母音を特殊な方法で発音する(例:デートを「デェト」と発音)。また、昼食を「昼餉」、お金を「金子」と呼ぶなど独自の言葉を使う。人の名前は基本的に漢字で呼ぶが、士道は「シドー」とカタカナで、折紙は「鳶一折紙」とフルネームで呼んでいた。折紙が精霊になった後は、名前で呼ぶようになった。
十香は明るく純粋な心を持っているが、人間社会の知識が乏しく、しばしば物事を誤解したり、子供っぽい行動を取ることがある。そのため、時に周囲からは理解されず、困惑されることもある。
彼女の識別名は「プリンセス」で、霊装は紫色の鎧とドレスが混在した公女型の「神威霊装・十番(アドナイ・メレク)」である。その霊装からは巨大な玉座と大剣「鏖殺公(サンダルフォン)」が現れ、これを一体化させることで「最後の剣(ハルヴァンヘレヴ)」となり、その力で山をも両断することができる。しかし、力の制御を誤ると暴走する危険もある。また、全力を剣に集中させるため、一瞬無防備になることがある。
反転時には、性格が冷酷無比で狂暴な暴君のように変わり、黒い公女型の霊装を身に纏い、黒い玉座の大剣「暴虐公(ナヘマー)」を使う。これを一体化させることで発する黒い光は、触れた物体を消滅させる「終焉の剣(ペイヴァーシュヘレヴ)」となる。
キャラクターの創造において、十香の性格と外見は同時に形成されたと、作者の橘は述べている。
(ビューカウント: 6)
(最後の編集時間: 2024年5月4日17:38)
(最近編集した: K K )
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