伊江村 八十千和

他の隊の三席よりも地位が低く、他の隊員から軽んじられることに不満を抱いている（アニメのエンディングで流れた「ほうき星」四番隊バージョンでは、病室で酒盛りをしていた十一番隊の隊員たちを注意し、誰かにお猪口を投げつけられていた）。

普段は真面目だが、感情が高ぶると口調が荒くなることがある。

最終章・千年血戦篇の時点で、山田花太郎が三席に昇進しており、これは二度目の進行中に判明した。また、伊江村自身も一度目の侵攻後に生存していたため、三席が空席になっていたわけではなく、過去の十三番隊のように二人が三席に就いていたか、七番隊に異動していたと考えられる。

星十字騎士団との決戦後、隊長格の欠員に伴う大幅な人事異動が行われ、四番隊から（射場鉄左衛門の自主トレの怪我を治す役目も含め）引き抜かれ、七番隊副隊長に就任したことが小説で明らかになった。

しかし、2021年に発表された続編・獄頤鳴鳴篇では、七番隊副隊長の座に輪堂与ウという人物が就任していることが判明した。

その後、伊江村の消息は長らく不明だったが、2023年に公開された公式Q＆Aで彼の現在の状況が明らかになった。

それによると、伊江村は自身より優秀な輪堂に副隊長の座を譲り、第三席に降格。その後、自ら副隊長を辞したにもかかわらず落ち込んでいた伊江村を見かねた花太郎が四番隊に誘い、最終的に四番隊に復帰した。