ラムダ

ジナイーダは、かつてベガルタ帝国軍の高位軍人であり、教導官としても活躍していた経験を持つ23歳の褐色のエルフです。彼女は右目が見えないため、常に目を閉じています。シャドウガーデンに所属しており、新メンバーの教育係を務める一方で、諜報員としての経験を活かし、各国の風土や情勢に精通しています。時折、アルファから軍事顧問として相談を受けることもあります。七陰列伝第3部1章では「軍令部」として活動を開始し、デルタの隠伏技術を構成員に教え込む役割を果たしています。

原作では主に新メンバーの教育に専念しており、アレクサンドリアの外には出ないため、シャドウとの直接的な絡みはありませんが、『マスターオブガーデン』の七陰列伝で初めて会い、交流を持つことができます。シャドウが彼女に持った第一印象は「鬼軍曹」です。外で活動する際にはスーツ姿をしています。

テレビアニメ版では彼女の出番が増え、第2期第1話ではシャドウや七陰たちの会議に参加しています。第2期第8話ではビーチバレーの審判を務めたり、影絵を使った演劇で地の文を読むなど、さまざまな雑用をこなしています。第2期第10話ではバスガイドに扮し、部下をオリアナ王国に送り込んでいたことも描かれています。