小佐内 ゆき（おさない ゆき）

船戸高校に通う女子生徒で、非常に幼い外見と尼そぎの髪型が特徴です。彼女は背が低く、普段は控えめで人見知りする性格ですが、甘いものに関しては豊富な知識を持ち、話題になると饒舌になります。中学3年生の時から常悟朗と行動を共にしており、彼とは「互恵関係」を築きながら、共に小市民を目指しています。彼女は常悟朗が謎を解くことに対しては冷ややかな目を向けることが多いです。

彼女は学校外では個性的なファッションを楽しみ、常に帽子を被って変装しています。その一方で、彼女には復讐を愛する一面もあり、受けた仕打ちを決して忘れず、やられたら何倍にもしてやり返す性質を持っています。このため、彼女は行動力と明晰な頭脳を活かして、復讐を決意した際には利用できるものは何でも使い、相手を計略にはめて社会的、精神的に深いダメージを与えます。その姿から、常悟朗は彼女を「狼」と形容しています。