瀬呂 範太（せろ はんた） / セロファン

黒髪で痩せ型の男子高校生で、特徴的な歯をむき出した表情を持つ。彼は爆豪に「しょうゆ顔」と呼ばれている。彼はクラスメイトの峰田としばしば組むが、峰田の露骨な性欲を目の当たりにして、自身は控えめに振る舞うよう心がけている。

彼のヒーローコスチュームはフルフェイス型のヘルメットで、テープカッターを模している。自ら考案したヒーロー名は「セロファン」である。彼の「個性」はテープで、両肘からテープ状の物体を射出し、相手を縛ったり、物に貼り付けて高速で移動したりすることができる。この能力を使い、救助レースでは1位を獲得するほどの実力を持つ。

しかし、彼はしばしば不運に見舞われる。雄英体育祭では轟に一撃で倒され、観客から慰めの声を受ける。また、期末試験では峰田を助けようとするも、ミッドナイトの「個性」によって眠らされ、結果的に赤点を取ってしまい、補習を受けることになった。

彼の技の一つに「バリケードテープ」があり、これは周囲にテープを張り巡らせてトラップを作り、敵の動きを封じる技である。