リーゼ

職業は妖術師と軍師で、種族はハーフ・アルヴ。彼女は〈D.D.D〉のメンバーであり、〈三羽烏〉の一人として教導部隊の隊長を務めています。金髪の縦ロールが特徴的で、スリムなモデルのような体型を持ち、身長は168cmです。

彼女は規律正しく真面目な性格で、記憶力も優れているため、教導部隊の隊長として適任です。しかし、その性格が原因で同僚の男性からからかわれることもありますが、それは愛情の裏返しであり、ギルド内には彼女のファンも多いです。普段はお嬢様風の口調ですが、親しい相手には素のしゃべり方が出ることもあります。

原作6巻では、彼女は〈賢者の石版〉《ケイローン・タブレット》という口伝を開眼しており、戦闘中に敵の被ダメージやデバフの状態を文字情報として確認することができます。

アキバ殺人鬼事件の際には、アカツキとレイネシアを説教し、ヘンリエッタと協力して殺人鬼討伐作戦を立案しました。円卓会議では「夜間外出禁止令」などを提案し、レイドメンバーを広く募集しました。〈D.D.D〉メンバーを主体とした戦闘での連携訓練を行い、女性レイド集団〈水楓の乙女〉を結成しました。討伐当日には、レイド参加者24人とともに、ギルド会館でのレイネシアとヘンリエッタとの連携も見せました。

7巻では、クラスティが行方不明となり、高山も体調を崩したため、ギルマス不在のギルドを運営するのに苦労しています。また、ギルド幹部の一人として〈円卓〉にも参加しています。

レイネシアの護衛としてマイハマに赴き、アイザックらとコーウェン家のボディガードを務めましたが、レベル92の時に〈常蛾〉の大量出現で〈アキバ〉に戻り、〈呼び声の砦〉攻略戦に参加しました。シロエの戦略に一時は幻滅しましたが、彼の全力管制戦闘を目の当たりにし、自分の未熟さを悟りました。

アニメ版第3シーズン3話では、〈D.D.D〉解散後に再構成された新ギルドの実質的ギルドマスターに就任しました。エレイヌス戦では、レベルを下げられながらも、敵の特性を詳細に記録し、ミノリら年少組に後を託しました。

現実世界では清瀬市出身の高校生で、両親や教師に対して優等生を演じていましたが、ゲーム内で〈D.D.D〉に加入したことで、自分が狭い世界しか見ていなかったことに気づきました。