田中 龍之介（たなか りゅうのすけ）

烏野高校2年生で、背番号5を背負う彼は、次期エースとして期待されるパワースパイカーです。身長は178.2cm、体重は68.8kgで、ジャンプの最高到達点は324cmに達します。3月3日生まれの彼の好物はメロンパンです。最近、校内で道に迷っている一年生の女子生徒に声をかけたところ、彼女が泣いてしまったという悩みを持っています。

彼のプレースタイルは、表情や口調とは裏腹に視野が広く、ブロックアウトやコースの打ち分けに長けています。チームのムードメーカーとして、またピンチの時にはハイテンションを保ちつつ、チームを救うスパイクを何度も決めることができる不屈の精神を持っています。東京合宿で目の当たりにした梟谷のエース・木兎光太郎の超インナークロススパイクを春高本戦で完成させ、「できるまでやればできる」という精神のもと、常に自己向上を目指しています。

春高本戦では「裏エース」「切り込み隊長」と評されるなど、その評価は非常に高いです。坊主刈りで口調は荒いものの、義理人情に厚く、上下関係を重んじる性格です。特に、日向と影山には入部当初から気を配り、春高予選前には月島のことも気にかけています。また、赤点補習を受ける日向と影山のために、姉の冴子に頼んで2人を合同合宿先の音駒高校まで送り届けてもらいました。

高校入学当初は金髪でガラも悪かった彼ですが、3人の先輩を認めた後、気合を入れ直して坊主刈りにしました。西谷とは「うるさい2年コンビ」として扱われ、共にマネージャーの潔子を崇めています。入部初日に潔子に一目惚れし、「結婚してください」とプロポーズしたものの、拒否されて以来、話しかけても無視されても喜んでいます。卒業後はスポーツインストラクターとして活動し、最終的には潔子と結婚しています。

勉強は苦手ですが、縁下に教わり、期末テストで赤点をギリギリで回避しました。