イリーナ・イリューヒナ

ブルガリア出身の留学生で、銀色のショートヘアーの少女。8月30日生まれで、趣味は菓子作り。

彼女は朝と出会った当初、イリヤ・イリューヒンという男子として扱われ、結婚相手の候補として暮らしていた。朝の父親は「今の時代、男とか女とかの垣根は必要ない」と言っていたが、実際には父親（声 - 杉崎亮）の「一生男として生きろ」という遺言に従っていた。しかし、彼女は本当は女子であり、一人称を「ボク」として男を演じていた。よく犬に襲われることがあった。

彼女は遺言を守り続けて男を演じていたが、旅館の温泉で足を滑らせて頭を打ち、気絶した際に朝に正体がバレてしまう。その時、朝から「イリヤらしく生きたら良い」と励まされ、女子として生きたいと告白する。その後、メンバーに本名と女子であることを告げ、制服をホットパンツからスカートに変えるなど、一人の女子として生きる道を選んだ。一人称も「私」に変えた。

再び朝が仮想空間に来た時、彼女は天狗の姿で朝の護衛を務めたが、最終的にはカリンと共にBTの集団に敗れて消滅してしまう。

その後、好乃によって現実の体を手に入れ、ダンボール箱に詰められて朝の家に配達される。現実の世界で朝と共同生活を始める。