厳しき大峰のタルハンド

炭鉱族出身の老魔術師は、長い髭をたくわえ、酒と男色を好む性格の持ち主である。彼の動きは鈍く、機敏さに欠けるため、厚い鎧を身につけて敵の攻撃を耐えながら魔術を行使する戦術を取っている。戦闘では状況に応じて前衛や後衛として活躍する。

彼はエリナリーゼと頻繁に口喧嘩をするが、実際には互いに憎しみ合っているわけではなく、かなり良い関係を保っている。一方で、パウロに対しては好意を持っておらず、フィットア領転移事件で行方不明になったゼニスたちを探す際、パウロには何も告げずにロキシー、エリナリーゼと共に魔大陸での捜索に出かけた。

魔界大帝キシリカがパウロの家族の居場所を突き止めた後、彼は船酔いを避けるためにエリナリーゼにルーデウスのもとへ行く役割を譲り、ロキシーと共にミリス神聖国でパウロと合流し、ゼニスがいるペガリット大陸へ向かうことにした。