ネプチューン

リュウグウ王国の国王であり、シーラカンスの人魚である彼は、異名として「海神ネプチューン」とも呼ばれています。彼の出身地は魚人島で、年齢は70歳、誕生日は7月3日です。身長は12.2メートル、星座はかに座、血液型はX型で、好物は海藻サラダです。

彼の外見は、一般的な人魚よりも遥かに巨大で、濃いひげをたくわえています。話す際には「じゃもん」という語尾をつけることが特徴です。若い頃は「海の大騎士」として知られるほどの勇士でしたが、現在は年齢のせいでしばしば腰痛に悩まされています。柔軟な思考の持ち主で、古い法律に囚われず、ジンベエが人間への輸血を行った際にも彼を責めませんでした。彼の武器は三叉槍であり、人魚柔術（マーマンコンバット）の達人です。また、島で唯一クジラと会話ができる能力を持っています。

26年前には先代国王が亡くなり、彼が王位を継ぎました。その数ヶ月後にはロジャー海賊団と出会い、当時はまだ結婚しておらず、オトヒメの政治デモには否定的でした。しかし、彼はかつて人間を討ち取った戦士であったため、自身が妻の活動を支援する資格がないと考えていました。

彼の愛娘しらほしの愛鮫メガロが助けられたことから、麦わらの一味を竜宮城に招待しました。しかし、マダム・シャーリーの予言により一味が魚人島に災いをもたらすと考え、彼らを捕縛しようとしましたが、逆に拘束されてしまいます。その後、ホーディ・ジョーンズの攻撃を受け、一時的に解放されるものの、再び捕らえられてしまいます。ギョンコルド広場で処刑されそうになりますが、ルフィたちによって救出されます。クーデターが終結した後、彼はホーディやデッケンらを幽閉し、新魚人海賊団の残党を軍の管理下に置き、魚人街を閉鎖しました。

世界会議編では、彼は子供たちを連れてマリージョアへ向かい、会議に参加します。しらほしが天竜人チャルロス聖に捕まりそうになった際、彼は人間との共存を諦めかけますが、ミョスガルド聖によってしらほしが解放されることで事なきを得ます。会議が閉幕した後、ガープの護衛を受けてリュウグウ王国に帰還し、アラバスタ王国の王族に起こった事件を知らされます。

彼の技「ウルトラマリン」は、「人魚柔術」による技で、海水を掴んで巨大な海流を作り出します。