KR（ケイアール）

職業：召喚術師／ちんどん屋

種族：エルフ

カナミ;ゴー・イーストにも登場する。「放蕩者の茶会」の元メンバーである。彼は緑の髪を後ろで束ねた細身の青年で、豪華だが裾がぼろぼろのローブをまとい、両手に1本ずつ杖を持つ二刀流のスタイルを好む。召喚術師でありながら、近接戦闘を得意としている。彼は「茶会」内でも道楽者として知られ、自分だけのギルド「KRひとり団」を主宰するソロプレイヤーとして活動していた。

「大災害」以前はネタ技とされていた「幻獣憑依」を駆使し、海外の情報を収集している。彼はガーネット・ドラゴンなど、高度な知性を持つモンスターと契約しており、非常時には契約を解除して召喚獣ではないモンスター本来の力を引き出すことができる。

「白澤」の姿でユーレッド大陸を旅していた際、アオルソイでカナミたちと出会い、しばらく行動を共にする。その後、黒竜との戦いで傷を負いヤマトに帰還。何らかの理由でそれまで拒んでいた「Plant hwyadenへの参加」を表明し、幹部会「十席会議」の第十席となる。

現実世界では神奈川県に住み、病院で働いている。4か国語を話せるため、海外サーバの情報を収集していた。彼が翻訳して持ち込む海外サーバの情報は、ヤマトサーバの攻略情報を大きく上回っていたようだ。彼は自身の従者であるガーネット・ドラゴンを『ガーたん』と呼んでいる。

ガーネット・ドラゴン

声 - 佐藤恵

ガーネット・ドラゴンは本来レベル90の「レイド」ランクに属する非常に強力なモンスターで、全長25mのレッドドラゴンである。高速で飛行し、「竜の吐息（ドラゴンブレス）」は燃えさかる炎のようだ。彼女は一人称を「妾」とし、古風な話し方をする。KRと従者契約を結んでいたが、本人としては不満だったようだ。契約時は90レベルの「従者（ミニオン）」ランクモンスター「紅竜」となり、この状態では体長15mの真紅の竜で、その力も従者クラスに制限されていた。中国サーバーでKRがカナミと共闘した際、事態を好転させるために彼女本来の力が必要となり、KRとの契約が解除されたことで自由の身となるが、好奇心から契約解除後も行動を共にしている。契約解除後は人間の姿にも変身でき、その時は白いワンピースを着た小柄な赤い髪の美少女になる。