青山 優雅（あおやま ゆうが） / Can't stop twinkling（キラキラが止められないよ☆）

金髪で輝く瞳を持つ男子生徒は、母親に顔がそっくりである。彼はキザなポーズと話し方で常に微笑み、何事にも動じないマイペースな性格をしている。学校では芦戸との絡みが多く、彼女によく話を遮られるが、時にはオールマイトの発言を遮ることもある。友達の作り方が分からず、出久と親しくなるためにはサプライズが効果的だと考え、食べ物を共有したり、ベランダにチーズのメッセージを残すなどの奇行に走ることがある。

彼のヒーローコスチュームは騎士の鎧のようなデザインで、ヘソを除く肘や膝からも「個性」を発動できる機能が備わっている。自ら考案したヒーロー名は「輝きヒーロー『Can't stop twinkling.（キラキラが止められないよ☆）』」である。

彼は観察力が鋭く、入試の時から出久が「“個性”と体が合っていない」という問題を抱えていることに気づいたり、麗日が自覚していなかった出久への恋心を指摘するなどしている。生まれた時は無個性で、そのことで悩んだ両親がオール・フォー・ワンによって「ネビルレーザー」の「個性」を与えられた。その結果、両親はオール・フォー・ワンに脅迫され、彼を雄英高校に入学させ、1年A組の孤立するタイミングや夏の合宿先を教える「内通者」として行動することになった。

彼の「個性」である「ネビルレーザー」は、ヘソからレーザーを射出する能力で、芦戸からは「おへそレーザー」と呼ばれている。仰向けになって空にレーザーを射出することで、自身の居場所を伝えることができる。しかし、一秒以上レーザーを射出すると腹を壊し、最悪の場合は脱糞してしまう。身体に合わない「個性」のため、制御しないと勝手にレーザーが漏れ出してしまう。そのため、幼少期から常に「個性」制御のためのベルトを巻いている。