山井 恋（やまい れん）

山井さんは、ヤンデレの一面を持つキャラクターです。彼女は1年1組から始まり、2年3組、3年4組と進級していきます。1年生の時は女子グループのリーダー的存在で、多くの取り巻きがいました。自分のことを「普通の高校生」と言っていますが、実は古見さんを「古見様」と呼び、密かに崇拝しています。校内では古見さんの熱狂的なファンである「古見教信者」から「司祭」と呼ばれています。

古見さんへの思いが強すぎるため、時折精神的に不安定になることがありますが、その度に古見さんの清廉さに触れて欲望を発散し、心が浄化されるようです。彼女の一人称は「私」です。

古見さんに近づこうとする人、特に只野に対しては攻撃的になることがあります。初期には、古見さんから只野を引き離そうとして只野を監禁し、古見さんを本気で怒らせてしまいました。その結果、一度は友人関係を拒否されましたが、紆余曲折を経て友達になりました。それ以降も、隙あらば古見さんを狙っています。古見さんに送られるラブレターを処分するため、毎朝必ず古見さんの下駄箱を確認しています。

基本的には面倒見の良い性格で、友人として頼りになることも多いです。鬼ヶ島が激怒した際には、古見さんと只野に適切なアドバイスをしました。お正月にはハワイ、お盆にはヴェネツィアに行くなど、家庭は裕福なようです。海外旅行の度に、現地の言語を混ぜて話し、マウントを取ることがあります。

2年生になってからは、クラスメイトの万場木と仲の良いギャルズ（ゆかぽよ、むーたん、ゴンザレス）と打ち解けています。

古見さんと只野の交際を知った時は、只野に対する怒りを抱いて2年1組に現れましたが、只野と古見さんがお互いを庇う姿に撃退されました。その後1週間自宅に引きこもりましたが、古見さんが訪ねてきて話をし、只野の人柄を一定の評価を示し、古見さんに「認めないけど認める」と答えました。それ以降、ストレスを抱えつつも大人しく二人の交際を見守っています。

同じく古見さんに好意を寄せる中々とは、古見さんとの親密度を巡って犬猿の仲で、試験でも同点というライバル関係にあります。2年生に進級してクラスに馴染めない中々を気にかけており、煽るような形ではありますが小帖佐、半屋、菩茶のグループに入れるよう誘導しています。また音楽経験があり、ヴァイオリンとピアノが演奏できるため、文化祭では毒舌を吐きながらも中々たちのバンド「ぺろらび」に演奏を指導し、キーボード担当として加わりライブを行いました。以後はバンドメンバーの小帖佐、半屋、菩茶とも交流を持ち、中々ともいがみ合いつつも距離が縮まっています。中々とは3年生でも同じクラスで、中々のことを思春と呼び捨てにしています。

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