古見 硝子（こみ しょうこ）

「古見さんは、コミュ症です。」の主人公は、私立伊旦高校に通う美少女で、1年1組から3年1組まで学級委員長を務めています。彼女は長身で黒髪のストレートロングヘアを持ち、家族以外とは会話が苦手な重度の「コミュ症」です。しかし、「友達を100人作りたい」という夢を持ち、その克服を目指しています。

性格は内向的で臆病ですが、優しく友達思いです。自己肯定感が低く、他人の反応に敏感で、しばしば動揺することがありますが、いざという時には自分を曲げない強さを持っています。育ちが良く、家族以外には敬語を使い、成績優秀で運動能力も高いです。趣味は料理と読書で、ぬいぐるみに名前をつけることが好きです。猫が大好きですが、猫からは避けられがちです。高校入学時から携帯電話を使用していましたが、高校3年でスマホに変えました。雷が苦手で、自転車には高校2年まで乗れませんでしたが、特訓して乗れるようになりました。一人称は「私」です。

彼女の美しい容姿から、登校初日から周囲にマドンナ的存在として見られ、コミュ症もあって孤立してしまいました。しかし、隣の席の男子・只野が彼女の素の姿を理解し、友達作りを手伝ってくれるようになり、次第にコミュ症を克服していきます。友人には「古見友人帳」に名前を記入してもらっています。

1年生の時は只野の協力でクラスの友達を増やしましたが、進級してほとんどが別のクラスになりました。しかし、隣の席の女子・万場木と親友になり、只野の助けもあって2年生のクラスメイト全員と友人になりました。3年生では、友人がいない生徒を集めたクラスに所属し、学級委員長に就任しました。彼氏になった只野に支えられながら、さらに友人作りに励んでいます。また、友人作りを通じて成長し、海外まで自分の世界を広げたいと考えるようになりました。

当初は他人と話すと震えてしまい、ノートと筆記用具を持ち歩き、筆談でコミュニケーションをとっていました。只野とはどうにか会話ができましたが、次第に万場木とも話せるようになり、誰とでも会話ができるようになりました。

最初の友達である只野を信頼し、彼と一緒にいることが多いです。異性への「好き」という感情がよくわからなかった彼女ですが、加藤・佐々木との恋バナをきっかけに、只野への恋愛感情を自覚しました。2年生の文化祭で万場木から只野への好意を打ち明けられ、親友で恋のライバルとなりましたが、告白は万場木に先を越されました。2年生のバレンタインデーの夜、万場木を振った只野から告白され、恋人になりました。2年1組のクラスメイト全員から応援され、互いの家族からも公認されています。

只野との交際では、態度には出さないものの、彼にべた惚れで、甘えたがりでさみしがり屋です。古見の方が奥手の只野に対して積極的で、スキンシップでは頭を撫でてもらうことを好みます。3年1組に進級後の女子会でキスの話をしてからキスを意識し、最初は手の甲にキスしてもらいました。その後の只野とのファーストキスは事故によるものでしたが、夏祭りの日に改めて合意でキスを交わしました。以後、キスをしたがるようになり、自分のふしだらさを自覚して反省しています。

誕生日は12月25日で、人気投票では第1位です。