東 鈴（あずま りん）

ラーメン店「宝々蘭」で住み込みのアルバイトをしている15歳の少年。12月11日生まれで、不死人でありながら年を取る特異な存在です。彼の好物は餃子で、趣味は食べ歩き。茶色の髪と金色の瞳を持ち、小柄な体型で、保育園児と一緒に遊んでいると紛れてしまうほどです。性格は明るく無邪気で、常に敬語を使います。仕事には真面目で、ラーメン店の店主に感謝の気持ちを持っています。

不死人であるため、本来は札がないと動けませんが、七郷で作られた名前入りのワッペンを札の代わりにして動いています。札がないと死んでいるのと同じ状態になりますが、近くに死霊使いがいるときは札なしでも動けます。眠ることができない体質ですが、特別な目覚ましを使って睡眠時には札を外し、起床時に札を貼り付けています。星空が怖いのは、眠れない夜に見続けたせいかもしれません。料理が得意です。

過去に迫害を受けた経験があり、体には傷が残っています。学校に行くときは、夏でもセーターやタイツで肌を隠しています。そのため、桜新町に来たばかりのころは大人しく、人見知りが激しかったです。

過去にざくろに助けられ、一緒に生活していましたが、彼女が堕ちたことで逃げ出し、桜新町にやってきました。ざくろが町に来た際には、迷惑をかけないように一度は町を出る決意をしましたが、ヒメたちの活躍で町に留まることになりました。

テレビアニメ第1作では、第1話で桜真町にやってきます。過去の設定が異なり、妖怪であることを理由に学校でいじめられていました。そのため、人間に対する不信感が強く、秋名やヒメたちを嫌っていましたが、後に和解します。