アク

本作のヒロインの一人である村の少女。幼い頃に両親を病で失い、そのことが村での迫害をさらに悪化させ、悪魔王グレオールへの生贄として差し出されることになったが、九内に救われる。彼女の瞳は左右で色が異なり、左目は前髪で隠している。自分のことを「ボク」と呼び、純粋で無垢な性格を持ち、九内を「魔王様」と呼んで父親のように慕っている。迫害の影響で初登場時には右足を引きずっていたが、悠の治療によって完治した。

ルナやトロンとは異なり、アニメ12話の時点では特別な能力を持たない普通の人間である。このため、漫画版ではアクが特別な能力を持っていないにもかかわらず九内の寵愛を受けていることに対し、悠や田原などの側近たちが疑問を抱いている。