雷ぞう（らいぞう）

雷ぞうはワノ国兎丼出身の35歳の忍者で、光月家の家臣として仕えています。彼は赤鞘九人男の一員であり、元は光月家のお庭番衆の一人でした。異名は「霧の雷ぞう」と呼ばれています。彼の身長は311cm、血液型はXF型で、うお座生まれです。誕生日は2月26日で、好物はごぼう巻きです。

雷ぞうの外見は一般的な忍者とは異なり、額に三日月型の傷があり、巨大な顔と小太りな体型をしています。しかし、その体型に反して動きは軽快で、多彩な忍術を使いこなします。彼は普段は忍術を他人に見せることを好まないものの、落ち込むルフィたちを元気づけるために忍術を披露することもあります。また、自分を守るために犠牲になったミンク族に対して深い感謝と愛情を持っており、彼らのために涙を流すこともあります。

彼は超人系悪魔の実「マキマキの実」の能力者で、この能力によりあらゆるものを巻物に封じ込めて放出することができます。かつては天才忍者として知られ、福ロクジュのライバルでしたが、くの一に振られたことで忍者を辞め、山賊のような生活をしていました。しかし、おでんとの出会いがきっかけで彼の家臣となり、新たな人生を歩み始めました。

ワノ国編では、ルフィを救出するために囚人採掘場に潜入し、多くの困難を乗り越えながら仲間たちと共に戦いました。特に鬼ヶ島への討ち入りでは、カイドウに敗れた後も福ロクジュとの激しい戦いを繰り広げ、最終的には巻物に封じ込めていた象主の水浴びを放出して味方を救いました。

雷ぞうの技には以下のようなものがあります。

- 忍法「煙遁の術」：煙玉を地面に投げつけ、その煙に紛れて姿を消す。

- 忍法「分身の術」：自身を何体にも増やす。

- 忍法「変わり身の術」：アニメオリジナルの技。

- 華手裏剣：多数の手裏剣を投げ飛ばす。

- 雷手裏剣：電気を纏った手裏剣を連射する。

- 金縛りの術：親指と人差し指で輪を作り、相手の動きを封じる。

- 奉還：巻物の中に封じ込めたものを放出する。

- 火遁：巻物から炎を放出する。