カオナシ

カオナシ

Kaonashi, 无脸男
声優: 彰男中村
登場アニメ: 千と千尋の神隠し

キャラクター紹介

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黒い影のような体にお面をつけた姿をしているキャラクターがいます。言葉を話すことはできず、「ア」や「エ」といったか細い声を出すだけです。コミュニケーションが取れないため、他人を飲み込んでその声を借ります。この時はお面の下にある本物の口から話します。食事もこの口を使います。また、姿を消す能力を持っています。
普段は直立歩行をしていますが、湯屋の従業員である青蛙たちを飲み込んで巨大化した後、千尋を追う際には四つん這いで走りました。ある人物を飲み込んだ際には、焦げ茶色の短い髪が見える場面もあります。
相手が欲しい物を手から出す力を持ち、その物を手にした瞬間にその人を飲み込んでしまいます。しかし、それらは土くれが変化した物に過ぎません
橋の欄干で千尋を見かけてから彼女に興味を持ち、喜んでもらいたい一心で番台から薬湯の札を盗んで千尋に渡しました。雨の夜、湯屋の庭に立っていた彼を客だと思った千尋が戸を開けたままその場を離れた後、彼はその戸から湯屋に入りました。
オクサレ様の一件の後、青蛙が大湯で砂金を探しているところを見つけ、砂金をエサに青蛙を丸飲みしました。翌日には砂金で他の従業員たちを丸め込み、大量の料理を作らせて暴飲暴食し、巨大化しました。千尋にも砂金を差し出しましたが断られ、兄役が説明に来ると誤解して怒り、兄役とナメクジ女を飲み込んでさらに肥大化しました。
その後、千尋を客室に呼び出して再び対面し、料理を差し出しますが彼女に断られ、ニガダンゴを食べさせられます。嘔吐と同時に怒りで暴走し、千尋を追いかける途中で飲み込んだ3人を全て吐き出して縮み、元の姿に戻ります。戻った後は大人しくなり、千尋と共に銭婆の所へ行き、最終的には銭婆の厚意でそこで暮らすことになります。
英語版では "No-Face" と呼ばれています。製作当初は重要なキャラクターではなく、単に「ハク千尋が油屋に向かう際、橋の上に立っている存在」でしたが、結果的に準主役とも言えるキャラクターとなりました。鈴木敏夫によって米林宏昌がモデルであるとされていましたが、米林本人が後にそれを否定しています。

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(最後の編集時間: 2024年8月31日18:37)

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