ウァラク・クララ

誕生日は5月5日、身長は153センチメートル、体重は50キログラム（羽と尻尾を除く）。位階はギメル（3）からダレス（4）に昇格し、魔具研究師団に所属しています。使い魔はボス（ファルファル）で、声は大河元気さんが担当しています。

彼女は本作のヒロインで、入間と同級生の女子生徒です。一人称は「わたし」や「（最初だけ）あたし」を使います。奇抜な性格のため周囲から浮いており、彼女の能力を利用しようとする者だけが近くにいました。しかし、見返りなしで遊びに付き合ってくれた入間に心を開き、アリスと共に入間の「おトモダチ」となります。それ以来、入間を「イルマち」と呼び、行動を共にするようになります。アリスのことは「アズアズ」と呼び、入間を巡ってよくケンカをする友達でもあります。

常識に囚われない柔軟な発想と豊かな思考を持ち、時折周囲には理解不能な言動をとることもありますが、そのお転婆な性格が窮地を救うこともあります。また、やんちゃな弟妹たちの長女であるため、意外と面倒見の良い一面も持っています。自分やアリスも知らないうちに入間と密会していたアメリに嫉妬を感じたことをきっかけに、入間への恋心を自覚し、「いつかは（自分の魅力でイルマちを）メロメロにしてやる」と心に誓っています。

収穫祭ではエリザベッタと組んで行動していましたが、一人でいたところをオロバスに狙われます。彼の生み出した幻に精神的に追い詰められますが、駆けつけた入間やアリスによって助けられます。心臓破りではストロー・ヤバシとチームを組み、開始早々教師のスージーと遭遇します。チームプレイで善戦するものの、敗北してリタイアとなります。

劇中では翼を広げて飛行する描写がなく、女子会で翼について尋ねられた際には言いよどんで語ろうとしませんでした。家系魔術は「呼び出し（トイトイ）」で、一度見た物を魔力で複製し、召喚することができます。