アミィ・キリヲ

誕生日は13月13日、身長は162センチメートル、体重は48キログラム（羽と尻尾を除く）。位階はベト（2）。

彼は魔具研究師団の前団長で、名門アミィ家の嫡男。3年生で、元祖返りの美青年。常に笑みを浮かべ、京都弁を話すメガネの青年だが、虚弱体質でしばしば吐血や気絶をする。幼少期から魔力が少なく、親族から疎まれていた。

魔力が一切ない入間と意気投合し、入間たちは魔具研究師団に入団することになる。彼の首には魔力を溜めるネックレスがあり、事件の際に壊したが、音楽祭以降は入間と同じ指輪の形をしたものを着けている。

彼の本性は狂気的で、他人が絶望する姿に興奮を覚える。幼少期にはナギという少女が親しくしてくれたが、いじめに遭い、彼女が絶望する姿に興奮を覚え、自分が他人の絶望を好むことに気づいた。

サリバンがいない隙に学校の生徒と教師を皆殺しにしようとしたが、入間たちに阻止され逮捕された。その後、自らの意志でウォルターパークへ送られ、他の悪魔と共に行動していたが、六指衆に助けられ、仲間を切り捨てた。収穫祭後、オチョの情報で入間が人間であることを知る。

音楽祭に紛れてバビルスの校内に入り、魔具研究師団でアリスと再会するも、彼がキリヲの本性に気づいたため撤退する。「裏切りの13日」では、バールの援護を行い、入間の狙撃を妨害。入間と再会し、バールの目的と自分が入間の正体に気づいていることを明かし、入間が孤独になったら自分が食べると宣言。アリスに入間が人間であることを教えようとするも、クララからの電話で中断。彼女の言葉で気を取り直した入間を見て興ざめし、その場を去った。

家系魔術は「断絶（バリア）」。透明な障壁を発生させ、如何なる攻撃も防ぐ。幼少期は油断すると解けてしまっていた。