中野 四葉（なかの よつば）

五姉妹の四女で、ボブカットとウサギのリボンが特徴的な彼女。緑がイメージカラーで、風太郎を「上杉さん」と呼んでいる。国語が得意な一方で、姉妹の中で最も成績が悪い。風太郎からは「やる気はあるが問題児」と評される。

彼女は明るく前向きで、人の役に立つことが好きな性格。頼まれると断れないお人好しだが、自分の本心を隠したり、自信がない一面もある。身内以外には丁寧語を使う。

運動神経が抜群で、女子バスケ部や陸上部から助っ人を頼まれるほどの実力を持つが、勉強の妨げになることも。風太郎には最初から友好的で、反発することはないが、時には辛口な発言もする。彼と過ごすうちに、彼に勉強を教わりたいと思うようになる。

黒薔薇女子在籍時、追試で一人だけ落第しそうになり、他の姉妹が一緒に転校してくれたことに罪悪感を抱いていた。しかし、風太郎から「四葉にもできることがある」と教えられ、自信を持つようになる。3年生になってからは清掃のアルバイトを始めた。