中野 五月（なかの いつき）

五姉妹の末っ子で、特徴的なロングヘアーと頭頂部のアホ毛、星柄のヘアピンがトレードマークです。彼女のイメージカラーは赤で、風太郎のことを「上杉君」と呼んでいます。五つ子の中では理科が得意です。

彼女は真面目ですが、要領が悪く、勉強に対してもやる気はあるものの、なかなかうまくいきません。誰に対しても丁寧な言葉遣いを心がけています。

食べることが大好きで、物語の中でも食事シーンが多く描かれています。怖がりな性格で、オバケやホラー映画が苦手です。亡くなった母親に特に懐いており、母親の月命日である14日には必ず墓参りをしています。

風太郎の家庭事情を知りつつも、彼の家でご飯をおかわりしたり、風太郎が姉妹の悩みを解決しようと決心した際には、嬉しさのあまり混浴風呂にタオル一枚で突撃するなど、少し抜けたところがあります。

彼女は風太郎と高校で最初に出会った姉妹で、クラスメイトになりました。最初は勉強を教えて欲しいと頼んだものの断られ、デリカシーのない一言を言われたことで、風太郎との関係は最悪でしたが、次第に打ち解け、喧嘩も減っていきました。後に、母と同じ教師になる夢を持つようになります。実父である無堂が零奈と五つ子を捨てたこともあり、男性に対しては潔癖な一面があります。

また、彼女はお菓子業界で知る人ぞ知るレビュワー「M・A・Y」としての顔も持っています。3年生に進級後、塾講師の手伝いのアルバイトを始めました。