西の町に住む名家の少女は、家庭教師の
アベルを連れ戻すために
ローレンスの教会にやってきました。
アベルからは「お嬢」と呼ばれ、同年代の子供とプライベートで話すことが少なく、
セシリアに対して最初はぎこちなさを感じていましたが、今では良き友人となりました。彼女は猪突猛進な性格で、方向感覚が悪くよく迷子になります。
アベルは「彼女を動物に例えるなら猪だ」と言っています。
セシリアを大切に思っているものの、その気持ちが空回りすることや、
セシリアの感性についていけないことも多々あります。
また、病に倒れた
フレデリカを救えなかった過去の出来事から「聖女」という存在には幸せになって欲しいと強く願っています。聖女を利用しようとする人間を許せず、はじめは
ローレンスに対しても疑念を抱いていましたが、すぐに誤解は解けました。そして、
ローレンスと
セシリアのもどかしい距離感に頭を悩ませる毎日を送っています。
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