カルカ・ベサーレス

聖王女は、王位継承順位が低かったものの、「ローブルの至宝」と称される美しい容姿と、15歳で第四位階魔法を使用できる信仰系魔法詠唱者としての能力により、前聖王と神殿勢力のサポートを受けて王位を手にしました。彼女は約10年間、国政を取り仕切り、大きな失策は犯しませんでしたが、南部地域の統制が不完全な状態という課題を抱えています。

彼女の性格はまじめで善良であり、亜人種に対する偏見も少ない。しかし、王として強い態度を示せない八方美人的な面があり、そのためジルクニフに嫌われています。また、レメディオス・ケラルトと同様、異性との交際経験が一度もないため、同性愛者ではないかという噂が立てられています。王としての評価は12人中8位で、強硬な政策がとれないために低めに見られています。

ヤルダバオトとの戦いにおいて、レメディオスやケラルトたちと共に戦いましたが、敵は王女の安全が最優先であることを見抜き、彼女を捕縛しました。非人道的な扱いを受け、彼女は下半身だけを残し命を落としました。