後沢 鋭二（のちざわ えいじ）

OS内ランキング第2位の直剣使いの青年。2006年4月8日生まれで、血液型はB型。劇場版アニメ『オーディナル・スケール』の時点で20歳、東都工業大学の学生である。

彼はSAOの生還者で、当時のアバター名はノーチラス。SAOで悠那を失い、現実世界に戻った後も家族は離散し、孤独な日々を送っていた。そんな中、重村から悠那再生計画を提案され、それを心の支えに受験勉強を再開し、重村研究室にも参加するようになる。

OSでは、重村から与えられた筋力アシストスーツと行動予測機能を搭載した特別製オーグマーを装備し、ゲーム内での実力はアスナやキリトを凌駕するほど。悠那再生計画を進めるため、SAO生還者たちの記憶を奪い続け、特に「風林火山」のメンバーに対しては、クラインを含む全員を病院送りにしている。アスナの記憶を取り戻すために立ち上がったキリトとの一騎討ちで敗北し、重村に見捨てられ、意識を失う。

目覚めた時には全てが終わっており、自分に記憶スキャンが行われたかどうかも思い出せなかった。悠那再生計画が破綻した後、風林火山メンバーへの暴行の件で警察に自首し、勾留されるが、キリトの根回しで釈放される。ノーチラスとして旧SAOサーバーに侵入し、キリトの援護を受けて「黒いユナ」の元へたどり着く。かつて悠那が命を落とした場所で「白いユナ」の完全消滅に立ち会い、「黒いユナ」を抱きしめて号泣する。

その後、アニメ版『WoU』では、VR不適合を克服し、ユナをナビゲーションピクシーにしてALOにログイン。リズベットの訴えに応じてUWでの異界戦争に参戦する。中韓プレイヤー達に追い詰められた際、キリトを救うためにPoHに戦いを挑む。一度は翻弄されるが、ユナの歌のバフを受けて再びPoHに挑み、互角に渡り合う。かつての弱さを乗り越え、ノーチラスを名乗り心意で血盟騎士団時代の姿となるも、両腕を斬り落とされて敗北。最後の一噛みをしてログアウトし、中韓プレイヤー達がPoHの正体に気付くきっかけを作った。