岸 桃華（きし とうか）

恭助の妹である彼女は、8月1日生まれの16歳で、身長は164センチメートルです。岡山出身の鬼で、特徴的なおかっぱ頭は時期によって少しずつ変わります。趣味は弓道（現在は休止中）と音楽鑑賞です。

彼女は兄の恭助と同様に力を抑えるための枷をつけていましたが、それでも力は非常に強く、松葉杖でソファーを飛ばしたり、車を片手で止めることができるほどでした。本気を出すと、恭助と同じく頭に小さな角が2本生えます。夏になると力のコントロールが完全にできるようになり、枷なしで生活できるようになりました。

初めて登場したときはおとなしい性格で、抑えきれない力に悩んでいましたが、新しい枷を作ってからは体への負担が減り、明るい性格になりました。ボケ役になることが多いですが、秋名やアオがいないとツッコミ役に回ります。兄のシスコンぶりには呆れつつも、彼を尊敬しています。秋名に好意を寄せており、ヒメに対抗心を燃やすこともありますが、基本的には仲良しです。紫に協力するようになってからは、秋名に膝枕するヒメをからかうこともあり、ライバル意識は薄れています。

現在は合気道を習っており、円神との戦いでもその技を使いましたが、「付け焼き刃」と評されました。幼少期にことはが起こした事件で恭助が大けがを負ったため、彼女を一時期敵視していましたが、恭助の説明やアオが彼女と遊ばせるようにしたことで、少しずつ打ち解けていきました。