真島（まじま）

テロリストグループの一員であり、電波塔事件や地下鉄駅襲撃、サードリコリス殺害などの一連の事件を引き起こした人物。彼の目的は、日本に入国した雇われテロリストたちが次々と失踪する原因を突き止め、その解決策としてDAを壊滅させることだった。しかし、ロボ太からの情報提供を受け、アランチルドレンの千束に強い興味を抱くようになる。電波塔事件の際、幼い千束と対峙したが、全く太刀打ちできずに制圧された経験がある。

彼は生まれつき視力を持たず、音の反響を利用して聴覚のみで物体や人の位置を正確に把握するという特異な「才能」と圧倒的な戦闘力を持っている。この能力がアラン機関に認められ、電波塔事件後には「見える目」の支援を受けたアランチルドレンの一人となった。

彼が使用する拳銃は.357マグナムのスナブノーズリボルバーで、通常のリボルバーとは異なり、銃身の下部にマズルが位置する特殊な構造を持っている。

彼はあらゆる面で「バランス」を重視しており、DAが日本を支配している状況を見て、アラン機関の支援を受けてテロ行為を繰り返すことで「バランス」を取ろうとしている。一方で、同じアランチルドレンである千束とは共感する部分もある。